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那覇のカフェめぐり~トックリキワタ珈琲店~

沖縄の飲食店の面白いところは、お店同士がつながっていることにあります。カフェに他のお店のフライヤーやチラシが置いてあることも珍しくありません。今日は「あめいろ食堂」さんのFacebookで紹介されていた「トックリキワタ珈琲店」に伺ってきましたので、ご紹介いたします。

トックリキワタってなに?

トックリキワタとは、沖縄の公園や街路樹でよく見かける大きな木です。幹がぷくっと膨らんでいて、トックリに似ているのでこの名になりました。10月~12月にはピンク色のきれいな花が咲き、3月~5月ごろには実がなって、実が割れると中から綿毛が出てきます。昔はこの綿毛で枕やクッション、救命胴衣を作っていたそうです。

トックリキワタ珈琲店

店主さんは埼玉県のご出身だそうで、那覇に移住された時にお住まいの近くにトックリキワタの木があって、本土にはないこの木がとても印象的だったので店名にされたと伺いました。

トックリキワタ珈琲店はこんなお店

トックリキワタ珈琲店

「トックリキワタ珈琲店」は、いい感じで年を重ねて来られたお二人の男性が切り盛りするお店です。お客様はもちろん、店主自らも心地よい一息をつけるような「空間」のカフェを2018年1月22日にオープンさせました。

店主さんのイメージが固まったのは”Indigo”の家具を目にした時だそうです。「あのテーブルにコーヒーをお出しして、この椅子で寛いでいただいて、このショーケースにはこんなフードが良さそうだ。」と漠然としていた夢が目標に変わったそうです。お店の家具は全てIndigoの家具が使われています。

そのほか器は「工房ことりの」、グラスは「奥原硝子製造所」、などなどたくさんの「手仕事」によって、お店の空間が作られています。「彼らは単なる生産者ではなく、表現者である」と店主さんは言われます。 コーヒーを淹れたり、食べ物をつくることも「表現者」ですよね。お料理って実はとてもクリエイティブなことだと思います。食材の組み合わせ、調理方法や味付け、盛り付ける器・・・料理の可能性は無限だと私は思います。

トックリキワタ珈琲店の店内の様子

ガラスのドアを開けて入ると「BOSS」(犬)がお出迎えしてくれます。私が伺った日は雨が降っていたので、BOSSはお休みでした。残念…

ドアの正面にショーケースがあり、その向こうが厨房です。右側にテーブル席が8つと窓際にカウンター席があります。

店内

お店はシンプルな白い壁に木目のインテリアで、落ち着いたくつろげる空間になっています。

店内

店主さんが惚れ込んだテーブルやイスは納得の座り心地で、雨の日でしたが、なかなかの盛況ぶりでした。

トックリキワタ珈琲店のスイーツは旬の素材を使って作っているので、季節によって、(日によって?)品ぞろえが異なります。お店の外の看板には書いていないので、ドアを開けて目の前のショーケースを見るまでは、わからないのですが、どれもおいしいので心配することなく、ドアを開けてくださいね。

コーヒーとケーキを注文しました

メニューはこちら。

トックリキワタのメニュー
トックリキワタのメニュー

メニューはテーブルにもありますので席で見てもいいのですが、カウンターで注文して先に会計を済ませる仕組みです。

コーヒーはまず豆を選びます。次に抽出方法をフレンチプレス、ハンドドリップ、エアロプレスの3つのうちから選びます。どれを選んだらよいかわからなかったら、聞いてみてください。店主さんがアドバイスしてくださいます。私はタンザニアのアデラの豆で、ハンドドリップのホットコーヒーとシークヮーサーのチーズケーキをお願いしました。

1杯ずつ淹れてくださいますので、テーブルにあった「手しごと」の冊子を読みながら待つことにしましょう。上記に書いたお店にまつわる「手仕事」のことが案内されています。

手しごと

待つこと5分ほどで、コーヒーとチーズケーキが運ばれてきました。

チーズケーキ (400円・税込み)

コーヒーとチーズケーキ

コーヒーは、大地を感じるようなどっしりした旨みがあります。お砂糖やミルクを入れても、それを包み込むような旨みを感じました。私は酸味がなくて、コクのあるコーヒーが大好きです。ぽってりした器がぴったりですね。

私が沖縄でいいな、素敵だなと感じるカフェは、コーヒーの味も器もお店の雰囲気もみんな”ぽってり”していると思います。線の細いよそ行きの味ではなくて、地面を踏みしめているような気取りのない味だと思います。

シークヮーサーのチーズケーキは手作りらしい素朴な味わいです。サクサクした生地にシークヮーサーの酸味の効いたチーズケーキがとてもおいしいです。添えられた自家製のスターフルーツのジャムをつけながら食べてもいいです。店主さんいわく、「スターフルーツって見た目のインパクトほど、味にインパクトがないのでジャムにしました。」だそうです。確かにスターフルーツって「もうひと味!」って言いたくなる味ですよね。ジャムにして正解だと思います。

次回は、ブランチセット(ドリンク、スープ、フード、甘酒ヨーグルトフルーツのセット)1,000円を頂いてみたいなと思いました。お店には本もありますし、店主さんとゆんたく(おしゃべり)も出来ます。テイクアウトも出来ますので、目の前の緑ヶ丘公園でひと息ついても良いと思います。

ホワイトチョコの抹茶ケーキ(400円・税込み)

ホワイトチョコの抹茶ケーキ

茶道部出身の私は、「抹茶は点てて飲むのが一番」と思っていて、加工してしまうと抹茶の味が薄まるような気がしていました。

しかし、トックリキワタ珈琲店のホワイトチョコの抹茶ケーキはたっぷりの抹茶で、薄まってなどいません。むしろ、ホワイトチョコの甘さと抹茶のほろ苦さ、両方のいいところが引き出されています。

ホワイトチョコもたっぷりで、濃厚なのにくどくなくて、毎日でも食べたくなるおいしさです。

ホワイトチョコと抹茶を組み合わせてケーキにするなんて、ケーキ作りって発想力が必要なんですね。素材や熱の加え方、味付けの仕方の組み合わせは無限大ですから、お料理やケーキ作りは芸術にも似たクリエィティブな発想力が求められるのでしょうね。

ラムレーズンのチョコレートケーキ(400円・税込み)

ラムレーズンのチョコレートケーキ

実は私、ラムレーズンを食べると酔っ払ってしまうので、なるべく避けていたのですが、こちらはラムが効きすぎてなかったので、酔っ払いませんでした。ラムレーズンから手作りされたのかもしれませんね。

チョコレートケーキの生地にラムレーズンが練り込まれていて、濃厚な大人のためのチョコレートケーキと言った満足度の高いケーキでした。コーヒーとの相性も抜群ですが、ワインと合わせてもいいかもしれません。

一緒に行った友人曰く、「通っちゃいそう!」だそうです。ダイエットしてても、これだけは別!と言いたくなるケーキでした。テイクアウトも出来るので、手土産にしても喜ばれると思います。

土日月限定のフレンチトースト!

2019年5月2日追記

国際通りからつながる、パラダイス通りにあるトックリキワタ珈琲店は開店して1年が経ちました。すっかり那覇の街に溶け込んで、テレビや雑誌にたびたび取り上げられる人気のお店となりました。土日月限定のメニューがあると聞いたので再訪しました。

入り口の手前に、店名のトックリキワタの木のモチーフをくり抜いた看板が取り付けられています。

トックリキワタの看板

木の板をくり抜いてあるって、センスがいいですね。こちらの看板が掛けてあるときはOPENしている印なのです。

トックリキワタ珈琲店のスイーツは旬の食材を使っているので、季節によってケーキの種類が異なります。

例えば、チーズケーキに読谷村のイチゴや伊計島産の黄金いもを使ったり、レモンケーキが登場することもあります。外にある看板には記載がないので、ドアを開けてショーケースを見てのお楽しみ!なんです。

フレンチトーストは土日月限定と伺ったので、土曜日に再訪しました。ドアを開けて、ショーケースを確認するとフレンチトーストが並んでいたので、ホッとしました。

コーヒーも豆の仕入れ次第で品ぞろえが変わります。店主さんオススメのパプアニューギニアのコーヒーをハンドドリップで淹れて頂いて、フレンチトーストと一緒に頂くことにしました。

人気のお店だけあって、9割ほど席が埋まっています。客層が幅広いのも人気店の証拠です。男性一人でも女性同士でも立ち寄れるカフェって素敵ですね。

どうやら入店のタイミングが他のお客さんと同じだったようで、5分ほど待ちました。ホットコーヒー(400円・税込み)、フレンチトースト(400円・税込み)が運ばれてきました。

フレンチトーストとホットコーヒー

ホットコーヒーは店主さんの言われたとおり、苦みも酸味もカドがなく、旨みが感じられます。ハンドドリップで丁寧に淹れてある、コーヒーはとてもくつろげる味でした。

フレンチトーストは、温めてから運ばれてきます。ひとくち食べてびっくりです。ほんのり温かいフレンチトーストは、たっぷり卵を使ってバターで焼いてあります。バターは多すぎるとしつこい感じになりますが、トックリキワタ珈琲店のフレンチトーストはしつこさもバター臭さもないし、甘さも程よく、卵とパンの両方のおいしさが感じられました。きっと材料を吟味して、丁寧に作られているからなのでしょうね。

余談なのですが、前回伺った時はお休みだった店長のBOSS(犬)にも会うことが出来ました。

BOSS

写真を撮らせてもらったのですが、どうやらBOSSは眠かったところを起こしてしまったようです。お邪魔しちゃってごめんなさい。

どうやら、店長のBOSSの業務は脱力系にあるようです。店内にまったり、のんびりした雰囲気をかもしだしています。

肩肘の張らないくつろげる店内の雰囲気は、お二人と一匹が作り出しているのですね。BOSSはいますが、お客様のペットの犬は入店できないのでご注意ください。また、手を入れたり、食べ物を与えるのも、店長業務に差し支えるのでNGです。

トックリキワタの夜カフェ

カフェの定義は、お酒も飲めるところなので、トックリキワタ珈琲店にもお酒があります。昼間はお酒を飲む人は少ないと思いますが、毎月1晩だけ、「夜カフェ」の営業があります。毎月第3火曜日、22時までの営業です。(詳しくはお店のFacebookを見てください。)

夜カフェには、自家製サングリアを中心に、お酒にあうキッシュやケークサレ、パイなどが並びます。旬の食材を使っているので、毎月メニューが変わるのでリッチな気分になりますね。うーん、気になります!次回は是非夜カフェに参加したいと思います。

トックリキワタ珈琲店の基本情報

国際通りの真ん中あたりにホテル「JAL CITY」があります。そのわきの道を入って、突き当りが「緑ヶ丘公園」で、その斜め向かいにあります。

  • 住所:那覇市牧志1-2-11
  • TEL:098-869-0200
  • 営業時間:10:00~19:00
  • 休業日:休日は営業カレンダー、facebookをご確認ください。

ABOUT THE AUTHOR

島人
東京出身で那覇に引っ越してきました。小学生の娘を育てている主婦です。食べるの大好き!特に甘いものが好きです。沖縄の美味しい食べ物を沢山紹介したいと思います。
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