沖縄そばは沖縄県民のソウルフードですから、沖縄に来られたなら是非とも沖縄そばを食べて欲しいと思います。でも、沖縄そばのお店はたくさんあって、どこへ行ったらいいか悩みますね。そのため、沖縄そばのお店を紹介する本もたくさんあります。今日はその中で見つけた「琉球茶房すーる」へ行ってきました。さっそくご紹介します。
琉球茶房すーるはこんなお店
モノレール県庁前駅からも近く、国際通りからも近い、久茂地川沿いに赤瓦が印象的な古民家が「琉球茶房すーる」です。「すーる」とはスペイン語で南を意味しています。
引き戸を開けて店内に入ると、たたきの床に木製のテーブル席、左側にはカウンター席、奥にはお座敷もあります。ひとりでも入りやすい雰囲気で、沖縄そば屋らしい、シンプルなインテリアです。
オフィス街に近いのでランチに利用している地元の人も多いですし、わかりやすい場所なので旅行者の方も見えます。本土から沖縄に出張で来られた方を地元の人が案内するのにぴったりなお店だと思います。お昼時は次々とお客さんが入って来られて、人気のお店であることがわかります。
琉球茶房すーるのメニュー
沖縄そばは淡すいそば(三枚肉)とソーキそばの2種類。自慢のゆし豆腐はおいしいと評判です。ぜんざいやかき氷もあります。席で店員さんに注文するスタイルで、店員のおばちゃんがキビキビしていて、沖縄そば屋さんらしいなぁと思いました。私はソーキそばの小(700円)を注文することにしました。
ソーキそばの実食です
すーるはお冷ではなく、さんぴん茶が最初に運ばれてきました。香りのよいさんぴん茶はすっきりしていて、食事にとても良く合うと思います。さんぴん茶を飲みながら待つこと3分ほどで、ソーキそばが運ばれてきました。湯気が見えるほどアツアツです。
トッピングは骨付きのソーキが2つ、かまぼこ、ネギです。添えられた空のお皿はソーキの骨を置くためのものです。すーるの出汁はあっさり系だと聞いていましたが、そんなにあっさりだと私は感じませんでした。素材の持つ旨みが感じられるコクのある味です。昆布、鰹節の味が際立つ出汁だと思います。
特徴的なのは麺です。とても細いストレート麺はするするしていて、喉ごしが良いです。ソーキは甘辛く柔らかく煮込まれていて骨から簡単にほぐれます。添えられた甘酸っぱいお漬物もおいしかったです。 小でも十分なボリュームでした。がっつり食べたい方はじゅーしーとセットにするか、大にすると良いと思います。
ランチタイムはコーヒーのサービス付き
食べ終えて満足した気分でいると、店員さんが「ランチタイムはコーヒーをサービスています。ホットとアイスのどちらが良いですか?」と声をかけてくれました。私はホットコーヒーをお願いしました。
ほどなく運ばれてきたコーヒーはなぜか湯呑みに入っています。でも、サービスとは思えない程、味わい深いおいしいコーヒーでした。コーヒーも付いて700円はコスパもいいですね。次回はゆし豆腐を食べてみたいなと思いました。
琉球茶房すーるへのアクセスモノレール県庁前駅から久茂地交差点方向に行くと久茂地川があります。川沿いの道を美栄橋方向に進むと右側にあります。一方通行なので車で行く場合は美栄橋から県庁前方向に向かってください。県庁前駅、美栄橋駅どちらの駅からも歩いて5分くらいです。
お昼時は混みあいますし、大きいテーブルはひとつだけなので、少人数の方が入りやすいと思います。売り切れ次第終了とのことです。早めの来店が吉です。
- 住所:那覇市久茂地3-25-7
- 営業時間:11:30~17:00(売り切れ次第終了)
- 定休日:日曜日