沖縄情報移住ブログ

沖縄県内の情報を企業・個人が発信するブログ型サイト

日帰りも出来る伊江島への行き方

伊江島

沖縄は南北に細長い島だからでしょうか、地域によって景色だけでなく、文化も異なります。離島ともなれば、沖縄本島とも他の島とも違う見どころやグルメがあります。日帰りも出来る伊江島で”沖縄の別の顔”を見てみませんか?

伊江島基本情報

伊江島(いえじま)は沖縄本島北部、「美ら海水族館」のある本部(もとぶ)半島の北西にあります。沖縄本島から日帰りも可能だし、美ら海水族館にも立ち寄ることが出来るので、沖縄の小学校の修学旅行の定番にもなっています。

伊江島へのアクセス

伊江島フェリー

本部(もとぶ)港からフェリーで30分で到着します。1日4便あり、夏休み期間中は5便に増便されます。片道料金で大人720円、子供360円です。那覇から本部港まではバスで2時間20分ほどで行く事ができます。

伊江島の魅力を味わいたかったら、ぜひ宿泊してみてください。島内には民宿やホテルがありますよ。そして、違う季節に訪れるのも楽しいと思います。

伊江島にあるホテル一覧

伊江島の見どころ

伊江島の見どころはたくさんありますが、今回は「ゆり祭り」「城山(ぐすくやま)」「戦跡」「伊江ビーチ」についてご紹介したいと思います。伊江島はほとんど平坦なので、レンタサイクルでの島めぐりがお勧めですよ。

ゆり祭り

ゆり祭り

伊江島で一番有名なイベントは、毎年4月下旬から5月上旬にかけて行われる「ゆり祭り」です。伊江村リリーフィールド公園に100万輪の純白のテッポウユリが咲きそろい、青い空と青い海に映えて、とても感動的な美しさです。人気のイベントなのでフェリーも増便されますが、それでも行列が出来るほどなので、早めに港へ行くのが吉です。

城山(ぐすくやま)

伊江島タッチュー

烏帽子のような形の標高172メートルの山で、島の人々は「ぐすく」や「ぐすくやま」と呼んで、信仰の対象としていました。島外の人は「伊江島タッチュー」と呼び、船の目印ともされてきました。タッチューとは、沖縄の言葉で先端が尖っているものの意味です。山頂からは360度のパノラマが見られます。

戦跡

第二次世界大戦で伊江島は激しい攻撃を受けました。戦跡は悲しい記憶を呼び起こしてしまうでしょうが、戦争の悲惨さを伝える大きな意味を持っています。伊江島にはいくつもの戦跡があり、そのひとつの「ニヤティヤガマ」は洞窟です。海上からは大きな岩で死角になっているため、戦時中は村民の防空壕として多くの命を守ったことから「千人ガマ」とも言われています。

村で暮らす人の聖域であり、拝所なので、村民を物理的な意味だけでなく、精神的な意味でも守っていたのだと思います。

また、ニヤティヤ洞窟内にある霊石「ビジル石」は子宝に恵まれる石と信じられていて、ビジル石を持ち上げて軽いと感じれば女の子、重いと感じれば男の子が授かると言われています。聖域ですので、きちんとマナーを守って伺うようにしましょう。

伊江ビーチ

伊江ビーチ

伊江島にはいくつかビーチがあります。伊江ビーチは伊江村青少年旅行村の中にあって、トイレやシャワー、売店など施設が整っています。白く長く続く砂浜、海の青さは沖縄本島ともまた違った色です。マリンスポーツやBBQもできるので、楽しみ方もいろいろです。

Return Top