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沖縄本島から多良間島への行き方

多良間島

那覇のお土産屋さんなどで、よく「多良間島産の黒糖」を見かけます。多良間島(たらまじま)ってどんなところなのか調べてみましたのでご紹介します。

多良間島の基本情報

宮古島と石垣島の間にある、周囲15kmの小さな島です。人口は1,300人くらい。島の産業はサトウキビの栽培と肉用牛の畜産です。

多良間島への行き方

沖縄本島から多良間島へ直接行く方法はありません。まず宮古島へ行って、宮古島から、飛行機かフェリーを利用して多良間島へ向かいます。

飛行機
琉球エアコミューターの39人乗りの飛行機が1日に2往復しています。所要時間は20分とあっという間です。
フェリー
宮古島の平良港から多良間島の普天間港まで「フェリーたらまゆう」が1日1往復しています。所要時間は約2時間ほど。意外と遠いですね。悪天候の場合や牛セリの場合など、欠航することもありますので、事前に確認してください。

多良間島の楽しみ方

多良間島は1周15km、車で23分くらいで回れますが、路線バスやタクシーがありません。(有償バスはあります)そのため、移動手段を手配することをお勧めします。レンタカーやレンタサイクルなどを利用すると便利です。

観光地化されていないので、のんびりとありのままの自然を楽しむことが出来ます。海辺に降りられるところがたくさんあります。海水浴やシュノーケルをしてもいいし、美しい朝日や夕日を眺めることも出来ます。 アクセスが決して良いとは言えないことから、日帰りする人は少ないのです。村営の宿泊施設と民営の宿泊施設がいくつかあります。

多良間島で宿泊するにはいくつか注意することがあります。まずは、必要なものは全て持参することです。バスタオルやパジャマはもちろん、常備薬や電池などは現地で入手しづらいです。

もうひとつの注意点は食事です。宿泊先で食事が付いている場合はそれを利用します。多良間島にはお店が少ないうえに、休業したり売り切れたりすることもあるからです。時には、スーパーなどで購入したり、自炊が必要になることもあると頭に入れておいてください。

八月踊り

沖縄の各地には豊年祭や地域に伝わる踊りもありますが、多良間島の「八月踊り」は国の重要無形民俗文化財に指定されています。

「八月踊り」は毎年、旧暦の8月8日~10日に開催される豊年祭で演じられる舞踊です。

八月踊りの起源は、1600年代、琉球王府が宮古・八重山に課した人頭税に苦しめられた島民が、税金完納のお礼と自然の豊作祈願のために行った「八月御願(バチュガツウガン)」での奉納踊りであるとされています。もともとは祝い酒に浮かれた踊りでしたが、沖縄本島から古典踊りや組踊が伝わり、現在の形になりました。沖縄本島の踊りとは違った野性味あふれる味わいがあります。

たらま島一周マラソン

2018年11月11日には21回目の「たらま島一周マラソン」が開催されます。コースは23.75km、10km、5km、3kmがあるので、小学生から大人まで参加できるマラソン大会です。

豊かな自然と歴史文化を感じながらマラソンをしたあとは、ふれあいパーティが開催されます。マラソンの参加料には食事も含まれていて、食事の内容が山羊そば、牛そば、ぜんざい、おにぎりって、いかにも多良間島!って感じがして面白いですね。

沖縄黒糖

多良間島産黒糖

多良間島で育ったサトウキビを使用して煮詰め、固めた昔ながらの黒糖です。

1620年ごろに中国からサトウキビの栽培とともに黒糖作りが伝わりました。黒糖とは、サトウキビのしぼり汁に何も加えずにそのまま煮詰めたものを言います。その中で、沖縄の7つの離島(伊平屋島、粟国島、西表島、多良間島、与那国島、波照間島、小浜島)でしか生産されていない黒糖を「沖縄黒糖」と呼びます。そのまま食べても料理にも使えますので、お土産にぴったりですね。

ぜひ多良間島の魅力を楽しんでみて下さい♪

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