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宮古島移住に向けて下地フェスティバルのボランティアに参加してみた!

前回は「下地フェスティバル」のボランティアスタッフとして20019年10月26~28日に参加するための、前のりの旅についてお書きしました。いつも記事が長くなってしまいますので、今回からは短めの記事をあまり期間をあけず、アップできたらと思います!

合流当日の朝は、久々の砂山ビーチへ

2019年10月26日、4年に1度おこなわれる「下地フェスティバル」(10月27日開催)のボランティアスタッフとの合流の日を迎えました。

今回は、いまは宮古島バブルで家のあきがないため、将来的に宮古島に移住したい人を対象に集め、イベントを通して地元の人達と仲良くなる……というのがひとつのコンセプトでした。

前回の記事にもお書きしましたが、それに応募したら当選したのです!

歴史的に書きますと……平成17年に4市町村が合併をして、宮古島市となりました。

そのような中、地域が衰退しないよう、地域の特性を活かした行事をする事により「下地地区」を活性化させる目的で、このフェスティバルは開催されているそうです。資金の事情により、4年に1度の開催とのことでした。

当日は宮古空港に13時集合です。11時頃にホテルをチェックアウトし、集合時間までどうしようという…ことになり、かなりご無沙汰な「砂山ビーチ」に行ってみました!

ここにあまり来ていなかった理由は…過去にサメに噛まれたり、離流岸で亡くなっている人がけっこう多いからです。つまりは、泳ぐのには向いていないビーチのようです。

ですが、景色はキレイです!ビーチまでの道のりが、地味な砂の登り坂で疲れますが、ビーチに辿りつくと目の前に広がる美しい景色にうっとりします!

砂山ビーチ
砂山ビーチ
砂山ビーチ

ただひとつ残念だったのが…砂山ビーチおなじみの岩部分に、ロープみたいなものが張られていました。

どこの国とはあえて言いませんが、外国人観光客のマナーの悪さはテレビのニュースにもなっていましたので、その影響かもしれません。

宮古空港の「ぱいぱいのむら」でランチ

正午前にレンタカーを返却し、宮古空港までレンタカー会社に送迎してもらいました。こうして、集合時間の1時間前には空港に到着。

いつも思うのですが…なぜ宮古島は大人気なのに、空港がしょぼ……、いえいえ、地味なのでしょうか。だって、飲食店が3軒しかないのですよ!しかもこの日、うち1軒(「喫茶すなかぎ」)はお休みで、「A&W」か「空港レストランぱいぱいのむら」しかあいておらず、後者のレストランに入ったら大行列!

ハンバーガー気分ではなかったため、この行列に並びました。中を見てみると、空席はあるのですが、忙しすぎて食べ終わった食器がそのままで、片付けまで手が回っていないようで、おばさ…ではなく、おねえさんたちは忙しく動き回っていました(^^;

あきらかに、人が足りていない!人件費の問題もあるのでしょうが、もっとパートさんを増やしたほうがいいと思いました(^^;

こうして着席できたのは、約30分後の12時半。食べたいものは決まっていたので、着席と同時に「宮古そば」と「生中」をオーダー。意外と出てくるのは早く、10分弱で出てきました!

空港レストランぱいぱいのむら

それをやや急ぎめに食べて、集合の10分前に、集合場所の宮古空港ロビーへ。私は前日の顔面の怪我のため、マスクをして行きました。

正直……まだ真夏の宮古島で、マスクなんてしている人はいません。完全に不審人物です(^^;

集合場所にはすでに何人かいて、一瞬どなたが参加者で、どなたが主催スタッフさんかわかりませんでしたが、全員集合して説明が始まってから、区別がつきました。

下地フェスティバルのボランティア

参加者は私達の夫婦の他は、みなさんお一人の参加で、他は男性が3名、女性が3名でした。本当はもう一組、ご夫婦が参加される予定だったのですが、家庭の事情でキャンセルになったそうです。

そして今回は市役所の方々、旅行会社の方、移住コーディネーターの方などが、私達ボランティアスタッフを先導してくださいました。

宮古島

上の写真は、宮古島市役所 生活環境部 地域振興課の砂川晃徳(あきのり)さんです!強面で、違う世界の人のようにも見えますが(笑)、ルックスとは違ってとても優しく、そしてとても明るく面倒見のいい、笑顔の素敵な方です(^^)

砂川さんの運転で、まずは来間島などを案内していただけることになりました!

来間島の竜宮城展望台と前浜ビーチへ

冒頭の砂山ビーチの写真でおわかりだとは思いますが、この日は暑く、とてもいい天気でした!まだまだ真夏という感じです。

砂川さんの運転するマイクロバスで、来間島へ。島に到着すると「竜宮城展望台」に登り、海を眺めました。久々にこの展望台に登りましたが、天気がいいので海がキレイすぎて感動しました!

竜宮城展望台
竜宮城展望台

そのあとは宮古島に戻り「前浜ビーチ」へ。前日、この近くで怪我をした、いまいましいビーチです(^^;とは言いましても、前浜ビーチはやっぱり大好きです!

前浜ビーチ

オリエンテーションと自己紹介

そのあとは「宮古島 下地支所」へ移動しました。以前はここが宮古島の中心的な市役所でしたが、いまは平良がメインの市役所となったそうです。

この下地支所の会議室で、下地フェスティバルにボランティアとして参加するためのいろいろな説明があり、それが一通り終わってからはひとりひとり自己紹介をしました。自己紹介は少し変わっており

  1. 名前
  2. 出身地
  3. 宮古島にいままできた回数
  4. お酒は飲めるか、飲めないか?

を、配られたA4の用紙に書くのですが、一項目だけ「嘘」を書き、どこが嘘なのかみんなで当て合うというものでした!

ひとりひとり自己紹介が始まったものの、みなさん控えめで、あまり誰も発言しないため、私がほとんどひとりで「これが嘘だ」的にしゃべっていました。怪しいマスク女なのに(笑)

下地フェスティバル

そのあとは、下地支所の目の前にある芝生のグラウンドで、翌日に開催される「下地フェスティバル」のための、簡単な設営をすることになりました!

とはいうものの…女性陣は何もやることはなく見ているだけでいいというので、男性陣が働いているのをお茶を飲みながら見ていました(笑)

下地フェスティバルのボランティア
下地フェスティバルのボランティア

サンセットビーチへ

そのあとまだ時間があり、砂川さんに「どこか行きたいこところある?」と聞かれ、女性最年少の女の子が「サンセットが見たい」ということで、サンセットビーチに行くことになりました。

ちなみにこの女の子は、5枚目の宮古空港での集合写真のいちばん右に写っている、黄色のお洋服を着ているかわいい子です(^^)いまでも彼女とはLINEが続いていますが、それはまた次回の記事に…

宮古島には、かれこれ8回くらいは行っているのに、サンセットビーチは実はお初でした!17時50分少し前から陽が落ち始め、キレイなサンセットを見ることができました!

サンセットビーチ

そのあとは宿へ。私達夫婦だけは、みなさんとは違う宿で、他のみなさんは先に宿泊先の民宿で車を降りました。私達夫婦は、民宿…ではあるものの、実質上は民泊とのことでした!

初めての民泊

こうして宿泊先「お国の宿」に到着。見た目は普通の一軒家ですが、「お国の宿」という木彫りの看板が出ていました。

サンセットを見ていたため、到着が1時間遅れてしまい、おじいとおばあが待ちくたびれたと言っていました(笑)

お部屋はこんな感じです。お部屋は3つありました。

お国の宿

そして夕飯はこれです。

お国の宿

ご、豪華…私は普段、夜は炭水化物抜きしているのですが、白米たっぷりな上に、お味噌汁ではなく沖縄そば!(笑)

ちなみに左上のゴーヤは、民泊先のご夫婦が育てているものだそうです!

ゴーヤもほかのお料理もすごくおいしかったのですが…残してはいけないと思い頑張りつつも、胃の限界がきてしまい、小食な私と旦那は、ごはんとそばを半分くらい残してしまいました。

ちなみに普通のおうちなためアルコール類は売っていないので、事前にマックスバリュで買い出ししておいたビールを部屋の冷蔵庫から持ってきて飲みました。おばあいわく、みんなそうしているそうです!

ちなみにご飯のときは、おじいは泡盛のトマトジュース割りを飲みながら「いろいろ話したい」といい、おじいはゴーヤなどのおつまみを食べながらお話しました。

おばあは、あとからご飯は食べるらしく、食事は口にしていないもののおじいと一緒に4人で楽しくおしゃべりしながら、食事をしました!

お国の宿

ちなみに普通のおうちでしたが、民泊先ということもあり、キレイな琉球ガラスのコップなどたくさんあり、自由に使ってくださいねとのことでした。

お水のサーバーがあったので、水分を普段からたくさんとる私にはありがたかったです(^^)お風呂にもシャンプーが数種類あったり、シャワーも2つあったりと、細かい気づかいがされていました!

お国の宿

そして、ここからは本番当日について書きたいと思います!

下地フェスティバル当日!

10月27日、下地フェスティバルの朝を迎えました。

「沖縄時間」を改めて実感しました。予定では朝食は7時、イベントスタッフのお迎えが8時半でしたが、おばあが朝ご飯をゆっくり作ったのか、作り始めたのが遅いのか、朝ご飯が予定より約40分遅延!

つまり食べ始めたのが7時40分くらいで、それなのにおばあも一緒にいてすごく話しかけてくるので、時計をチラ見しながら急いでお腹に朝食を入れました。おいしかったのですが……正直、それより時間が気になって、おばあの話が止まらないし、急いでごはん食べるわで、ヒヤヒヤしました(^^;

おばあが作ってくれた朝ごはん

こうしてお迎え時間の少し前におばあから解放され、予定通り民泊先にスタッフの方が朝8時半に迎えにきました。

その車で、「下地フェスティバル」が開催される、会場へ。車で揺られる中、私も旦那も胃の中がタプタプしていて、ぜんぜん消化していない感じでした(笑)

会場には地元のお姉さまたちが数人いて(といっても、私よりは若そうな30代に見えました)、その方々たちの指示を受けて動くよう言われましたが、お姉さまたちは目を合わせてくれません。

完全によそ者を警戒している…といった感じです。「何かすることはありますか?」と聞いても、微妙な返事しか返ってこず、なんだか私達と関わりたくない雰囲気です(涙)

困ってしまい、私は今回のツアーの主催者の一人に相談したら、お姉さんたちに遠慮なく支持するように話してくれましたが、結局は役員の人たちが食べるであろうお菓子を紙皿に振り分けること、大きいクーラーボックスに飲み物を入れること、あとはしばらくしてから役員の方々に飲み物を配るだけで、他の仕事はありませんでした。

ちなみに…フェスティバル開始は8時半からの予定でした。しかし8時半になっても、準備は終わっていません。さすが、ゆったり時間の沖縄。

その後、急いで集まるよう招集がなされましたが、なかなか人は集まらず。なんとか集まったのは、午前9時でした。

ここで部落ごとに一列に並ぶように促され、沖縄では有名なお笑い芸人の方(名前は忘れました…)がステージにあがり、沖縄弁でのラジオ体操をしました。

方言でラジオ体操

会場では、宮古島の島のいろいろな地区がテントを張っています。その下にその地区の人々が集まり、障害物競走や綱引き大会、踊りなどのためにスタンバイしています。

下地フェスティバル

下の写真は、私達がいる「本部テント」です。

下地フェスティバル

この写真の右側に、お偉いさんが20人くらいいます。白い大量の袋は、お偉いさんや私たちスタッフのお弁当です!

「軽食がでる」とは事前に聞かされていましたが、軽食どころが揚げ物メインのがっつりなお弁当でした!こうしてフェスティバルがスタートしたのですが…

最初は幼稚園児や小中学生、老人会の演技(ダンスなど)でしたが、そのあとにきたのが「方言ホラ吹き大会」。

何人かの男性が出てきて、方言でなにかホラを吹いています。

ですが……そもそも方言がわからないので、どこでどうホラを吹いているかもわからないし、観客の人達もほぼ笑っていないので、なおさらどこでホラを吹ているかわかりませんし、少しも面白くありません(笑)

なのでやることのない女子チームは、静かにおしゃべりをしていました。

私はひかるちゃんとおしゃべりを(笑)

ちなみにあとから旦那に聞いたのですが、旦那はこの「ホラ吹き大会」のタイムキーパー係をやらされていたそうです。

どうやら時間制限があり、それ以上はホラを吹けないとのこと。

そしてびっくりしたのが、旦那はホラ吹きが面白かったと言ったことです!方言わからないのに面白いって謎すぎます(笑)

女子たちはやることがないと油断していたら…「婦人会競技」という13時台のダンスに、いきなり私達女子4人が参加するように言われました!というか、いきなり参加って…。

何のダンスを踊るかわからないですし戸惑っていたら、「私たちの動きを見て真似すればいいさ~」とおばさまたちに言われました(笑)

かなりムチャぶりだと思いましたが、間違えながらもなんとか終了。たぶん15分くらい踊っていたと思います。それがこの写真です。

ダンス

私は顔の怪我がひどくメイクもできずブサイクなので、私はカットします(笑)

一番右が、私の大好きなひかるちゃんです。やっぱりかわいい💛

ダンスのあとは、人員が足りない地区の人達の「障害物リレー」にみんな駆り出されましたが、私は顔に怪我をしているので、見学となりました。

人員が足りない場合は、それぞれの地区の人員として競技に出ることは知らされていましたが、びっくりしたのが、私達「沖縄移住チーム」として単独のチームで障害物競争が組まれていたことです(^^;

私は引き続き見学でしたが、人数的に他の人達は全員駆り出されていました。

障害物は7個あったので、私以外の他の人達は何かしらの項目をやらなければならず、みんなで何を自分がやるか選んでいました。

いちばん最初の項目が「竹馬」で、みんな竹馬は無理ということになりましたが、ツアー参加者最年少の新井くんという名の男子が、竹馬はできる自信があるというので、新井くんに竹馬を委ねました。

しかしっ!いざ競技がスタートすると、新井くんは少しも竹馬に乗れません(笑)

最初からかなりの遅れをとりました。その後、かわいいひかるちゃんも縄跳びにひっかかり、でもかわいいから私的にはそのことは何とも思わず(笑)、そのあとは恰幅のいい寺尾さんという男性が俵担ぎをし、次は旦那が麻袋に入ってピョンピョン飛ぶ競技をしましたが、なんと二回も転んでいました!!!

それまであまり笑顔を見せなかった役員の方々も、手を叩きながら大爆笑…

私は「コケてる場合かぁ!早く早く!」と思わず叫んでしまいました(笑)

このあと、自転車のホイールみたいなのを転がすパートで、それは女子スタッフが担当しましたが、転がすのが難しいのと、かなりの遅れなので少し浮かせてズルして走りましたが、あまりにも移住チームが遅れをとっているので、実況しているスタッフも見て見ぬふり(笑)

そのあとはボール蹴り、そして足ひれをつけて走るというパートがありましたが、一周以上遅れてようやくゴールしました(笑)

竹馬

上の写真の真ん中が新井くんです。

下の写真は、男子が駆り出された綱引きの写真です。

綱引き

そのあと私も、急きょ綱引きに駆り出されましたが、惜しくも4位に終わったり、地区ごとの伝統的な踊りにも参加して欲しいとのことで、数分レクチャーされましたが、覚えられるわけがありません(笑)

結局、一番前列にいる人の動きを真似しました。だって、前列のおじいおばあは間違えだらけでしたので、それは見ないようにしました(笑)

下の写真は、ある地域の踊りの様子です。

祭り

沖縄特有なのか、昼食後の競技後にけっこうな人がビールを飲んでいました。正式にはビールではなく、発泡酒でしたが(笑)

そもそもフェスティバル会場には、ビールはありませんでした。すべて発泡酒でした。沖縄の方々は、ビール・発泡酒・第三のビールは区別がないようです(笑)

そして…フェスティバルは21時すぎまで続くのに、本部では17時すぎから打ち上げが始まりました(笑)

発泡酒と、ツアー先導者の砂川さんが買ってくれたカレーライスと宮古そばを食べ、そしてオトーリが何度も続きました(笑)

オトーリ

押しに押して、21時すぎに「下地イサム」さんという人のライブを観ました。

私は知らなかったのですが、沖縄ではかなり有名な方と聞きました。たしかにいい歌ばかりで、声ももちろんいいですし、カッコイイ方でした💛

ライブ後は、スタッフの方の車で砂川家へ。24時すぎまでおじゃましてしまいました(^^;

砂川さんは、いろいろな地区に私たちを送り出して新たな人間関係を作って欲しかったのに、その先導をできずすみませんでした……と謝っていましたが、私的には楽しかったですし、それよりも民泊先のおじいおばあと仲良くなれたので満足でした!

今回はここまでです。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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Saori
ビールと沖縄離島をこよなく愛しています。ゆくゆくは沖縄離島、できれば宮古島に移住することを夢見ています。沖縄離島の情報を中心に、発信していけたらと思います!
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