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元読谷住民が語る沖縄移住先としての読谷ってどうよ?

読谷村

沖縄に移住といっても、沖縄には11市、11町、19村があって、その中から1つを選んで住むってなかなか大変!過去、東京、名古屋、那覇、読谷、西原、沖縄市に住んでいた、こしょんがウチナーンチュ的切り口と、県外生活を通じて感じた目線で、各市町村を紹介!そんなわけで第一弾は読谷村について!

読谷ってそもそもどこなの??

まずは知っている方も再確認。ここです。

沖縄本島の北谷を過ぎた先、西側に少し突き出た部分。ここが読谷村。那覇空港からだと58号線を利用して約1時間くらいです。有名な観光地だと、座喜味城跡、残波岬、むら咲むらなどがありますね。

ちなみに、読谷村、日本一人口の多い村だったりします。そんな読谷村に住むってどういうことでしょうか??以後、メリット、デメリットをあげてみたいと思います。

デメリット・・・というか、しっかり考えなければいけないこと

渋滞。道が細いわりに、みんな車で移動するため道が混みがち。那覇まで遠い。

渋滞

しょっぱなからネガティブですみません。

紹介する気ないじゃん!!と怒られてしまいそうですが・・・正直、読谷に住んでみて一番ツライと感じたことが、渋滞でした。

同じ読谷でも住む場所にもよるかとは思いますが(畑道だと、トップの写真のような、混雑とは程遠い道路もあります)58号線から西に入ると、全体的に片側1車線の道路が多く、住宅地が密集しているところも多いため、スピードが出せず、意外に渋滞しがちです。

また、基本、高速の入り口に遠いため、高速を利用して那覇方面に通勤するのは最低でも1時間は必要です。

渋滞も、那覇ほどではないものの、通勤時間に一日の多くが犠牲になるのは避けたいところ。読谷に限った話ではないですが、GoogleMapや、地図上の距離感だけでなく、生活範囲の行動圏の移動時間は事前確認をしておきましょう。

逆に東西の移動(沖縄市やうるま市方面への移動)や恩納村への移動は比較的スムーズなので、那覇方面への移動が少ない人には良い場所かと思われます。

海産物も農産物も直売所がアツい!!

今度は、きちんとオススメできるポイントです。

都屋漁港
読谷の都屋漁港。新鮮な海産物がお手頃な価格で手に入ります(^_-)

読谷村。観光ガイドでは、北谷のアメリカンビレッジや、恩納村のリゾートホテルに挟まれて、なんとなーく地味な印象すらするところですが、生活するとなると食のパラダイス!!

海産物は県内最大の規模を誇る都屋漁港。農産物なら、ファーマーズマーケットゆんた市場などの直売所に行って食材をそろえるべし!!その他にも、小さな直売所や、無人売店などで、農産物を売っているところもたくさんあります!!

ユンタ市場
農産物の直売所 ユンタ市場

なぜ、読谷の直売所にこだわるのか??

他の市町村では、道の駅などに併設されている直売所を多く見かけますが、読谷村では、道の駅とは完全に別の場所にあり、あまり混み合うことがないのが嬉しいところ。スーパーマーケットに行く感覚で新鮮なお野菜やお魚が手に入るのがいいですよね。

コンパクトな町の中にいろいろなお店がある

直売所以外もいろいろと充実しているのが読谷村(^^♪

スーパーマーケットも村内に10か所以上あり、24時間スーパーだっていくつかあるのが嬉しいところ。特に渡具知(とぐち)のイオンタウンであれば、24時間スーパーマーケットに加え、スタバや、ダイソー、レンタルビデオショップ、病院やファミリーレストランまで、様々なお店が揃っているため非常に便利です。

渡具知のイオンタウン
渡具知のイオンタウン 土地柄アメリカ人家族のお買い物光景もよく見られます
イオンタウン内
イオンタウン内。他にも、ファミレス、コーヒーショップとそろっており便利

また、グルメの街恩納村あたりだと、ステーキや、沖縄料理などがメインなお店がほとんどですが、読谷村だと国際色豊かなお料理が楽しめます。ホテルのレストランはもちろんですが、そのほかにも リトルグリーク(ギリシャ料理)、パン屋円水、まぶ家(フレンチ/イタリアンお惣菜屋さん)、アジアン食堂シロクマ、みんたま(イタリアン)HANAHOU(ハワイアン) 大木海産物レストラン、パンケーキ ヤッケブースなど・・・リゾートではない、隠れ家的おいしいレストランや、カフェ、お惣菜屋さんがいっぱいな町なのです。

あ、もちろん、沖縄料理や、居酒屋、給料日前の友、ファミレスや牛丼チェーンなど、普段使いのお店ももちろんそろっていますので、ご安心を(^^♪

いずれかのタイミングで、読谷グルメも記事にしたいなーと思います♪)

読谷村シロクマ
シロクマさん。タイカレーおすすめです♪
イタリアン惣菜テイクアウトのまぶ家
イタリアン惣菜テイクアウトのまぶ家さん。ワインのあてや、ほんの少しつまみたい。というときによく利用していました。
読谷村HANAHOU
沖縄料理とハワイアンのチャンプルー料理も多いHANAHOUさん。ボリューミーで食べ応えあります

同じ予算でワンランク上の賃貸に住める??

車の往来の激しい58号線沿いは、別として(賃貸物件も少なめです)、住宅地や海側は静かで住みよいです。

そして、家賃が安く、同程度の規模の村と比較して新築、築浅の物件が多いように感じます。理由として、隣の恩納村にある大学院大学の職員、研究員の方が多く移住するようになったことや、もともとある外人住宅が日本人向けの一般住宅として利用され始めており、周辺の北谷などと比較しても、1-2割程度安く貸し出されているようです。

物件

ちなみに、こしょんが数年前に、賃貸マンションを探した際には、新築、2LDK、ペット可、駐車場2台付き、乾燥機付き(海沿いの街では、洗濯物を干すと潮がつくため、乾燥機がデフォルトで設置されていることがしばしばあります)敷礼金なし、Wi-Fi、すべて込みで月額6万円程度でした。

1Kなどでも新築で4-5万円程度が相場だったかと思います、那覇やその近郊と比較するとはやはりお家賃は単身物件でも1-2万円程度割安な気がします。なによりも、ほとんどの物件において駐車場が含まれている、もしくは別額の場合でも割安(3000円程度)というのがありがたい!!

那覇市内だと駐車場代金は別途(8000円~15000円程度)モノレール沿線だとも自力で付近の契約駐車場を別に探さないといけないことが多いです。

同じ予算でも条件の良い部屋や、都心部よりも割安に住めるという経済的メリットはかなり大きいように感じます。

読谷村からは海が近い!

海

場所によっては海まで30秒という場所も!(ただし、台風時は本気で怖いようです。そのあとの潮を拭き取る掃除も面倒くさい!!!)そこまで、海に近くなくとも、村内であればどこからでも最長10分程度の運転でどこかしらのビーチへアクセスがほぼ可能かと思います。

また、恩納村などのリゾートビーチと違って、ローカル感があるのもうれしいところ。ホテル所有の残波ビーチやニライビーチはリゾート的な雰囲気ですが、渡具知ビーチや、木綿原ビーチなどは、かなりローカルなビーチなので、水着でいくと多分、目立ちます。(すでに有名な話だとは思いますが、沖縄県人は水着をほとんど着用しません。海に入るときはTシャツに短パンです。)

6号線長浜地区
6号線長浜地区。国道からのアクセスも良いのに裏道なので静か♪美味しいバーミヤンのお店もあっておすすめです。

こしょん個人的なオススメは6号線、長浜地区沿いの海岸道路。少し車を脇に止めて、堤防の上を波が打ち寄せる音を聞きながら一人で鼻歌口ずさみながら歩くと、まるでミュージックビデオの撮影でもしているかのような気分になります。(調子にのって、大声で歌っちゃうと、時々散歩の人に出くわし、めっちゃ恥ずかしい思いをすることになるので 、そこは要注意です。)

その奥は小さいながらもビーチになっていて、一応泳ぐこともできるようです。(実際に泳いでいる人を見たことはないのですが・・・)

結局読谷村への移住はオススメなの??

個人的な見解としては、通勤時間が苦しくなければアリ!!なんだか、だいぶ、アバウトすぎる回答ですが・・・。

那覇方面への通勤がある方にはオススメしづらいですが、それ以外であれば、本当に読谷はオススメの街。沖縄移住へのイメージにあるであろう、ゆったり感、海がそばにある生活、おいしい沖縄料理。でも、田舎過ぎず、適度に都会的生活のベネフィットも享受できる。そんなバランスの良さが読谷村の一番の魅力だと思います。

こしょんの感じた読谷村、ぜひ、移住先の1つとして検討していただけると嬉しいなぁ♪

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