沖縄最大のクラフトビールフェストであるOKINAWA OCTOBERFEST!毎年沢山の美味しビールと食べ物が集まります。最高に盛り上がるフェスなので、友人や家族を誘って行きましょう!
OKINAWA OCTOBERFEST 2019 × OKINAWA FOOD FLEAとは?
OCTOBERFESTは毎年開催されている、沖縄最大のクラフトビールの祭典です。沖縄県内のみならず、日本各地、また世界からもブルワリーが多数参加し、100種類以上のドラフトビールが堪能できちゃいます。
クラフトビールとは小規模のビール醸造所のことで、作り手が精魂込めて作った品質の高いビールのことです。クラフトビールを作っている醸造所のことをブルワリーと言います。クラフトビールが大好きな方も、初めて飲む方もきっと満足できる、おいしいビールとの出会いがあること間違いなし!です。
2019年は沖縄最大のフードフェストOKINAWA FOOD FLEAとコラボします!こだわりのフードベンダーと一点ものが揃う物販ベンダーのみが軒を連ねる夢のような2日間です。
OKINAWA OCTOBERFEST 2019 × OKINAWA FOOD FLEA 基本情報
- 日時
2019年10月12日(土)15:00-21:00
2019年10月13日(日)12:00-19:00
- 会場
宜野湾マリーナ※2018年までは北谷で開催されていましたが、2019年は宜野湾マリーナです。
- 入場にあたって
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- 入場無料
- オフィシャルリユースカップ(¥100/1個)を購入下さい。
会場内では、オフィシャルジョッキのみ使用可となります。これは、ゴミ削減と処理、会場警備費のためで、2019年より導入されます。カップをリユースしてください。
- 注意
ビール購入は22歳以上からとなります。酒類の購入には身分証明書の確認後、リストバンドが必須となります。
OCTOBERFESTは、酔うためのイベントではなく、ビールのおいしさを味わうイベントなので、大人の飲み方が出来る22歳以上の方が酒類を購入できます。飲酒後の運転はNGですが、身分を証明するために運転免許証は持って行ってくださいね。
- 有料予約席と無料の席があります
有料予約席は一日券 8,000円で、10mの大型テント内に8人がけの席です。ネットもしくはBEER RIZEで購入できます。
アクセス
- タクシーの場合
空港から約30~40分、3,500円~4,500円くらい
- バスの場合
那覇バスターミナルから沖縄コンベンションセンター前下車。系統番号、26番,28番の一部,32番,55番で約40~60分。530円。
- 車の場合
那覇方面より、国道58号線、牧港交差点を左折、宜野湾バイパスを沖縄コンベンションセンター向けに走ることおよそ5分。左手側に宜野湾マリーナが見えてきます。
- 駐車場について
駐車場はありますが数に限りがあることと、飲酒運転防止の目的から主催者側が公式に発表していません。
参加予定のビールのお店
参加を予定されているビアバーやブルワリーをごく一部ですが、ご紹介しましょう。どちらのお店もクオリティの高いビールが提供できると判断されたお店だけが出店しています。
沖縄からの出店Beer Rize 2ND AVE
Beer Rizeは北谷にあるクラフトビールが味わえるBEER BARです。2ND AVEは銀色のバスのようなかたちで、まるで”動くビアサーバー”です。各地のクラフトビールが揃い、2019年7月に醸造を開始した首里の”ウォルフブロイ”のクラフトビールもこちらで味わえます。
クリフビール
沖縄市に2019年オープンしたばかりのブルワリーが初出店します。アーティストでもあるクリフさんは、なんでもご自分で作ってしまう、こだわり派。イングリッシュスタイルのクラフトビールが味わえます。
OKINAWA SANGO BEER
サンゴ礁から生まれた「玉泉洞」の地下水CORAL WATERで仕込んだ風味豊かなビールを醸造しています。ロゴがかわいいし、スタッフのみなさんは元気でノリがいいです。
県外からの出店忽布古丹醸造(ホップコタンじょうぞう)
北海道・上富良野から初参戦。忽布古丹醸造は、すべてのビールを地元のホップ、大麦、小麦を使うことを目指しています。これぞ本物の地ビール!
ほかにもたくさんのブルワリーやビアバーが参加予定です。
- うしとら
- Y.MARKET BREWING
- 伊勢角屋麦酒
- 横浜ベイブルーイング
- 大山Gビール
- FAR YEAST
- KOBATSU Trading
等々。
海外からの出店Hatos BAR
ポートランドのGIGANTICのビールを引っさげて参戦します!
参加店舗はもっともっと増えると予想されます!
参加予定されているフード&物販のお店
今回は「OKINAWA FOOD FLEA」とのコラボなので、フードのブースが充実しています。フードと物販は、約50店舗の出店が予定されています。ビールとフードの組み合わせは無限大なので、あなただけのマリアージュを楽しんでくださいね。
ごく一部ではありますが、出店予定のお店をご紹介しましょう。
フード六屯 - rotton-
八重瀬町から参戦するヴィーガンコロッケ・サンド専門店です。「肉、魚、玉子、乳製品」などの動物性の食材を一切使用せず新鮮野菜の旨味をギュッと詰め込んだ、コロッケやサンドが楽しめます。
DELICATESSEN NUCHIBUTA(デリカテッセン ヌチブタ)
イノブタの生産×加工×販売を全て自社で行い、安心・安全・そして美味しい!をお届けするお店で、ソーセージとスペシャルプレートが楽しめます。那覇から沖縄市に移転してしまったので、こちらに参加されるのは嬉しいですね。
VIVA COXINHA Brasílian food(ビバ コシーニャ ブラジリアンフード)
コシーニャ (COXINHA)はブラジルのコロッケみたいなもので、ジャガイモの生地の中にチキンと玉ねぎ、パプリカやパセリ、トマトなどのフィリングがたっぷり入ていて、十分に食べ応えのあるブラジル家庭料理です。
pico食堂(ぴこしょくどう)
首里駅近くにある、pico食堂です。ブロックの豚肉を手作業で切り分け数種類のスパイスで煮込むゴロゴロお肉が特徴のタコミートを使用したブリトーです。自慢のタコミートは病みつきになること、間違いなしです。
ソウルトッポギ
アレンジした韓国料理ではなく、200%本場の韓国味を紹介したいと思っているお店です。本物のトッポギとヤンニョムチキンが味わえます。
Pain de Kaito(パンドカイト)
おいしくてオシャレなパン屋さんとして有名ですね。イベントによって、どのパンが並ぶかは違います。イベント限定のパンもありますよ。
物販KUUÜP クープ
首里城の横にひっそりと佇む小さなセレクトショップで、国内外のデザイナーさんや手仕事作家さんのカラフルで可愛いアクセサリーや洋服を取り揃えています。
irocolife イロカライフ
彩り豊かなお洋服で、日々の生活も彩りを!をテーマに、毎回カラフルで楽しくなるようなお洋服を取り揃えてあり、レディースやキッズウエアもあります。
ALAN EGZOTIK アラン エキゾチック
世界各国の伝統工芸や現地の方々による手作りの作品などを扱う“無国籍雑貨店”です。
OKINAWA OCTOBERFEST2019の様子をレポート!
2019年のOKINAWA OCTOBERFESTは、OKINAWA FOOD FLEAとのコラボとなったので、飲んで良し!食べて良し!のイベントになりました。イベント潜入レポートをお届けします。
OKINAWA OCTORBERFESTとOKINAWA FOOD FLEAがコラボしたワケ
OCTOBERFESTはドイツのミュンヘンで開催されるクラフトビールのお祭りです。ミュンヘン市長の乾杯の合図からお祭りがスタートする、世界でも最大規模のお祭りです。日本の各地でもOCTOBERFESTが開かれるようになりました。沖縄では沖縄独自のスタイルでOCTOBERFESTが開催されています。
OKINAWA FOOD FLEAは2014年に第1回のイベント開催となりました。その時に力を貸してもらったのが、後にOKINAWA OCTOBERFESTの主催となる方でした。当時はOCTOBERFESTはスタートしていませんでしたが、「ビールのイベントを立ち上げますので、5年目でコラボしましょう」と約束し、それが実現したのが2019年だったのです。
OCTOBERFESTとFOOD FLEAのコラボはアツイ男同士のアツイ約束が実現したイベントだったのです!あふれる情熱で予想されていた天候悪化も吹き飛ばしてしまうほどでした。
会場は宜野湾マリーナ!
会場に到着したら、まずは受付で22歳以上であることを証明し、リストバンドをつけてもらいましょう。リストバンドがないとビールの購入ができません。もちろん、22歳以下でも入場は可能です。
次にオフィシャルコーナーで、リユースカップ(100円、1ドル)を購入してください。こちらはゴミ削減のために2019年から導入されました。
各ビールのブースでもカップは購入できますが、あらかじめ購入しておくとスムーズです。同じカップを繰り返し使いますが、各ブースのスタッフが洗ってくれますので、味が混ざる心配がありません。
他にも、OCTOBERFESTのロゴ入りのジョッキ、Tシャツ、タオルが販売されていました。Tシャツのロゴの「Prost」はドイツ語で乾杯の意味です。
他のお祭りとは雰囲気がまるで違い、基地関係と思われる外国人のお客様が多いので、日本じゃないみたいです。
ビールのブースを周ってみました
沖縄県内だけでなく、県外や海外からのブルワーやビアパブが出店しています。たくさんあるので、私が気になったところを紹介しましょう。
サンゴビール
沖縄南城市の玉泉洞で採れるサンゴウォーターを使ってビールを作っています。ロゴがかわいい。
大好きな”IPA(550円)”を飲みました。IPAとはアイピーエーと読んで、インディアンペールエールの略です。イギリスからインドに輸送する際に傷まないようにたくさんホップを入れたのが始まりとか。ホップたっぷりなので、苦くてクセがあるんですがおいしいです。
サンゴビールのIPAはいつ飲んでもおいしくて、まるで個性派で人気の俳優さんみたいだと、私はひそかに思っています。
BEER RIZE 2ND AVE
広い会場でもひときわ目に付く、銀色のバス。これはキッチンカーじゃなくて、動くビアサーバーなんです。北谷にあるビアパブの”Beer Rize”がそのまま引っ越してきたような雰囲気です。OCTOBERFESTにちなんだクラフトビールが味わえます。
スタッフの方にオススメを伺って、ブリュードックのブリュットIPA(700円)を飲んでみました。
ブリュットとは辛口の意味なので、キレの良さが感じられます。IPAはクセがあるけれど旨みが濃くて、それぞれ全部違うのも面白いところです。
伊勢角屋(いせかどや)麦酒
三重県、伊勢の伊勢神宮のお膝元で『伊勢から世界に!』をコンセプトに皆さんに喜びと、驚きを与えられるビールを醸造しているブルワリーです。
うまくビールの写真が撮れませんでしたが、面白い名前の”ねこにひき(600円)”を飲んでみました。すごくクセのあるIPAですね。ツンデレでわがままっぽいところがネコっぽいです。いい名前だなぁ。面白い!おいしい!って飲んでましたが、アルコール度数が8%もあるので酔います。
知人の方に会い、レモンドロップのIPAも試飲させていただきました。こちらはIPAとは思えないくらい飲みやすくて、レモンのフレッシュさが口いっぱいに広がります。遊び心のあるIPAです。
Tast of Okinawa
那覇にあるビアレストランです。代表の方は沖縄に対する熱い情熱を持っていますが、とても腰の低い方で、スタッフのテキパキした動きが心地よいです。
”桃ヴァイツェン(600円)”を飲んでみました。フレッシュでみずみずしいヴァイツェンに桃がプラスされているので、とてもフルーティで、甘すぎないのがおいしいです。
クリフビール
沖縄市にあるブルワリーで、クリフさんが作るイングリッシュビールが味わえます。クリフさんはアーティストでもあるので、ラベルやロゴもクリフさんが描いたものです。クリフさんは大麦からビール醸造の道具まで作ってしまうこだわり派です。
ハッピーブルーボーIPA(600円)を飲んでみました。こちらもIPAなので、苦さが引き立ちます。誠実な感じのするIPAで、クリフさんのお人柄かな?
と思いました。ビールの苦みが嫌いな人は多いですが、おいしい苦みにすると、やみつきになるんですね。さんまの内臓が好きになるのと同じみたいだと思いました。
大山Gビール
鳥取県の国立公園大山(だいせん)は名水地として有名で、その自然の恵みを活かし、伝統的な製法を守りつつ新しい世界にも挑戦しているブルワリーです。
イベントだから、混雑しているからと遠慮せずに「苦くないのはどれ?」「飲みやすいのはどれ?」とスタッフの方に聞いてみましょう。丁寧に教えてくれます。私は何杯も飲んでいたので、飲みやすいタイプを伺い、”グランセゾン(600円)”を飲んでみました。
ワインのような風味で、すっきりと爽やかなビールです。クラフトビールは本当にたくさんの種類があって、さっぱりタイプから、苦くて重いタイプまであります。いろいろ飲んでみると楽しいです。お寿司に例えた方がいましたが、そのとおりです。飲み方や好みにルールはないのだと思います。自分好みを探すのも、とても楽しいです。
行ったことのあるお店もたくさん出店されていました。どのお店のスタッフの方も私を覚えててくださいました。お客さんとして来場した、知人にもたくさん会いました。クラフトビール好きは元気でノリが良くて、みんな仲がいいです。
フードのブースを周ってみました
今年はOKINAWA FOOD FLEAとのコラボという事もあって沢山のフードが出店していました。
デリカテッセン・ヌチブタ
ヌチブタの飼育から加工、調理、販売も行っています。
ロングソーセージ(400円)はビールとの相性間違いなし!です。人気のフードブースは購入するまで並びますが、ビール飲みながらや友人とおしゃべりしながら、楽しく順番を待ってくださいね。
GORDIES
フィッシュアンドチップス(600円)です。こちらも間違いのないマリアージュですね。タルタルソースがついているところがうれしいです。
CAP KITCHEN
島豚ドック(700円)を食べました。旨みたっぷりで、ジャンクフードからきちんとした料理になっています。ビールとの相性もgoodです。
音楽も楽しめます
沖縄のイベントに付きものは音楽ライブですが、OCTOBERFESTにはステージがありませんでした。ライブはないのかな?と思っていたら、空きスペースで演奏していました。踊りだす人、リズムを取っている人もいます。
音楽の間にはみんなで乾杯です。やはり、お酒を飲む時は音楽が欲しいですね。
↑こちらのミュージシャンとは以前、ビールのお店で知り合いました。
OCTOBERFEST参加の注意点
有料席と無料席がありますが、いっぱいになってしまうこともあります。レジャーシートがあると好きなところで座れていいと思います。風が強いので、スカートはNGで、帽子どころかリユースカップにビールが入っていても飛びます。トイレがちょっと遠くて並んでいるので余裕を持って行動してください。
↑海のすぐ側で昼間からビールが飲めて、夕方はまた違った雰囲気に。
OCTOBERFESTに集っていたスタッフもお客さんも誰もがにこやかだったのがとても印象的でした。身も心も笑顔になるそんな素敵なイベントでした。来年以降も絶対に行こう!そんな気持ちになるしあわせな時間でした。
沖縄の10月はまだまだ暑いです。暑さ対策をしてください。では、またOCTOBER FESTでお会いしましょう。